効果が見込めない人
レーシックには未成年者や老眼の方、又は目や内蔵に疾患を持っておられる方など「レーシックが出来ない」方の他に、「レーシックをしても効果が見込めない」という方がおられます。
レーシックは視力回復の魔法の杖ではありませんので、全ての方が手術によって視力回復出来るわけではありません。
ではこの様な「レーシックをしても効果が見込めない」というのは、どの様な方の事を指すのでしょうか?
第一にレーシックをしても効果が無いのは加齢による視力の減退です。
人間の身体の諸器官は年齢と共にその機能が衰えて行きますが、目も同様に機能が衰えて行きます。
これは人間に寿命というものがある限り、絶対に避ける事が出来ない現象です。
加齢による視力の減退の場合は遠近に関わらず外部の映像自体が見え難くなりますが、これはレーシックやレーシック以外の手術でも視力回復が出来ません。
その為、一般的にレーシックは60歳以上の方の場合、手術を断られる事が多い様です。
加齢による視力の低下と並んで、レーシックによる視力回復が難しいのが「弱視」です。
弱視というのは人間の視覚が形成される3~6歳ごろに近視や遠視、乱視などになり、それを矯正しないままにしていた方に多く見られる目の障害です。
この様な形で視覚が形成される大事な時期を過ぎてしまった方の目というのは、一度もはっきりと映像を捉える事がないままに成長しています。
人間の目が映像を見る時のメカニズムは、まず外部の映像から反射した光を角膜と水晶体というふたつのレンズが捉え、その焦点をカメラのフイルムに相当する網膜の上で結びます。
そして網膜の上で焦点が結ばれた映像の信号は神経系統を経由して脳に伝わり、脳が映像を認識します。
これが「ものが見える」という目のメカニズムです。
ところが視覚が形成される時期に近視や遠視、乱視などの目の障害の為に、脳が常に不完全な映像の信号しか受取っていなかった場合、脳の視覚を司る機能が未発達のままで固まってしまいます。
この様な状態で脳の視覚を司る機能が形成されてしまうと、その後メガネやコンタクトレンズを使ったりレーシックなどの手術をしても、脳が目から入る正常な信号を受付けなくなります。
レーシックの医療技術は、レーシックについて解説しています。
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